首のイボを自分で取ることは大きな危険を伴います。
自己処理でイボを切除すると、その部位から感染のリスクを高める可能性があります。また、首イボが軟性線維腫(良性)でない場合、自分で取ることでイボが広がったり、形が変形して肥大するなど症状を悪化させることがあります。
また、市販のクリームや薬を使用しても、医学的な効果が乏しく、肌荒れやアレルギー反応を引き起こす恐れがあります。安全かつ適切な治療のためには、専門医の診断と治療を受けることが大切です
首のイボを自分で取るに関する知恵袋の意見
質問の内容
首からデコルテにかけていぼのようなものができます・・・ 今年30歳になる当方女性です。 2・3年前から、首やデコルテに 肌色よりも少し茶色がかったいぼのようなものが たくさんできてきました。 小さいため遠目に見ると分からないようで、自分から話さない限り 人から指摘されたことはないのですが 祖母の首周りに同じようなものがたくさんあるので 老化なのかと思うとショックです・・・ 今年は大親友の結婚式が初夏に、同僚の結婚式が夏にあり どちらもドレスを着たいと思っているのですが 季節的に襟元は開いていると思うので すごく気になります。 できれば取りたいです。 同じような状態の方、どのようにケアされておられますでしょうか。 できれば手術でない方法をご指導ください。
Yahoo知恵袋
ベストアンサー
私も首、わきなどに数個できていました。これは皮膚の老化でできるイボです。
Yahoo知恵袋
どうやって取るのか、いろいろ調べてみると皮膚科に行く、自分で取る、という方もいました。私の場合、毛抜きでイボの根元をはさみ切りました。血もほとんで出ず痛くはありません。もちろんその前後はしっかり消毒します。切り口も本当に小さくて目立たず、跡もきれいになります。コツはいぼのある部位をギュッとつまんで痛みを麻痺させることです。私はそのうち毛抜きではさみ切ることも面倒くさくなってそのままハサミで切ってしまいました。全部取り終わって半年以上経ちますが跡はありませんし他のいぼができた、ということもありません。
あまりにも簡単でお金がかからないので主人も母も毛抜きのこの方法でイボをとってしまいました。以前はイボコロリなど薬を塗ったこともありましたが・・・こっちのほうが薬でしみてずっと痛く、跡も汚くなかなかきれいになりません。私の姉は皮膚科でいくらか出してとってもらったそうです。
首のイボを自分で取るのが危険な理由
首イボは、一見すると単純な皮膚の突起に見えますが、一般的なイボとは異なり、自己判断で取り除くことは医学的にも推奨されません。首イボを自分で処理しようとすると、誤った方法での処理が原因で皮膚を傷つけ、感染症のリスクを高める可能性があります。
自己処理すると感染症を起こす恐れがある
自己処理により首イボが悪化するリスクがあります。無理に取り除こうとすると、出血や感染、さらには炎症を引き起こすことがあります。これらの合併症は、治療をより複雑かつ困難にし、最終的には皮膚の健康を損なう可能性があります。
効果のない薬を塗ると肌荒れの原因につながる
市販されている首イボ用のクリームや薬は、必ずしも医学的な根拠に基づいているわけではありません。これらの製品を使用することで、肌荒れやアレルギー反応を引き起こすリスクがあります。特に、軟性線維腫に分類されない首イボに対して効果的でない場合、首イボの悩みのほかに肌荒れに悩む恐れがあります。
首イボを適切に除去する方法
保険適用でできる首イボの除去
首イボの治療には、保険適用の方法が存在します。これには液体窒素による冷凍療法や手術による切除療法が含まれます。これらの方法は、専門の医療機関で行われ、イボを安全かつ効果的に取り除くことができます。
冷凍凝固療法(液体窒素)による除去
液体窒素による冷凍療法は、イボの部分に超低温の液体窒素を適用し、イボを凍結させる方法です。この治療は比較的簡単で、短時間で行うことができます。ただし、治療後に一時的な痛みやかさぶたができることがあります。
手術による切除
手術による切除療法は、イボを根本から切り取る方法です。この治療は、特に大きなイボや、冷凍凝固療法(液体窒素)で効果が見られない場合に適しています。手術は局所麻酔の下で行われ、傷跡が最小限になるよう配慮されます。
自費(保険適用外)による首イボの除去
保険適用外の治療方法として、CO2レーザー治療やラジオ波メスを用いた治療があります。これらの方法は自費で行われ、特に頑固なイボや美容的な観点から選択されることがあります。
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)での除去
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)でイボを除去する方法です。この治療は、精密かつ効果的で、治療後の回復も早いという利点があります。ただし、費用が高くなる可能性があります。
ラジオ波メスによる施術
ラジオ波メスを用いた治療は、高周波のエネルギーを利用してイボを切除する方法です。この治療は、出血が少なく、治療後の傷跡が目立ちにくいという利点があります。しかし、こちらもCO2レーザー治療同様、費用が高めです。
首イボとは
「首イボ」とは医学的には軟性線維腫と呼ばれるものは、皮膚の表面にできる小さな突起物です。これらは主に首周辺に現れ、見た目が気になることから一般的な名称として使われています。軟性線維腫は、スキンタッグや懸垂性線維種など、いくつかの種類に分類されます。
軟性線維腫は、一般的には健康上の大きな問題を引き起こすものではありませんが、見た目や不快感により治療を希望する人もいます。また、軟性線維腫と似た外観を持つ他の皮膚疾患との鑑別が必要な場合もあるため、不明な点や心配な症状がある場合は、皮膚科専門医に相談することをお勧めします。
首イボの原因
首イボの原因は完全には解明されていませんが、加齢、服やアクセサリーによる摩擦、紫外線、体質や生活習慣などが関与していると考えられています。特に、女性や肥満の方に多く見られる傾向があります。
首イボの症状と経過観察の目安
首イボは通常、肌の色と同じか少し濃い色をしており、数ミリから1センチ程度の大きさです。形状は円形や楕円形で、触ると柔らかく、痛みはほとんどありません。
しかし、摩擦や化膿により痛みを伴うこともあります。首イボは良性腫瘍であることが多いですが、急激に大きくなったり、痛みや炎症を伴う場合は、皮膚科に相談して適切な診断を受けることが重要です。